さて、前回は『一角獣と貴婦人』 という タペストリー について書いてみたのですが、私たちの年代で、タペストリーといえば、20世紀文化遺産の一つ(と私は勝手に思っています)である、キャロル・キング のアルバムです。
私の子供が課題図書かなんかで、重松清氏の「きみのともだち」を読んでいたので、このタイトルの由来やキャロル・キングやジェームス・テイラーについて話したのですが、案の定嫌がられました。
さて、小説の「きみのともだち」の方ですが、映画化されました。
この中で一番印象に残っているシーンは、主人公の二人の少女がそれぞれの事情から、クラス対抗の大縄跳び大会で縄を回す役となってしまい、練習します。はじめは嫌々だったのが、徐々にうちとけていき、やがて休憩することとなり公園にある和菓子屋さんでお饅頭を買って2人で食べるところです。
最近は、以前はどんな町にもあったこのようなお店はすっかり減ってしまいました。
小奇麗でもなく、「何処どこ産の材料を使って」とかいう能書きはいちいち書いていませんが、安くて子供にとって買いやすい店は少なくなりました。
なにか、残念に思い、印象に残っています。
Posted by 安儀製餡所 at 18:51
Down South in Osaka
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今年は日本で クリュニー美術館(中世美術館)の至宝「一角獣と貴婦人」展が開催されており、幸いなことに大阪でも現在開かれています。
私ももう少し涼しくなってから観に行こうと思っています。

さて、私にとって 「THE LADY AND THE UNICORN」 といえば 思いだされるのが JOHN RENBOURN の同名のアルバムです。
このアルバムは たしかJOHNにとって 4枚目のソロアルバムだったと思います。
これを買った時(LP盤です)は、このアルバムジャケットに使われている、タペストリーがこんなにも有名な美術品であるとは全く知りませんでした。
このアルバムは前作の傑作「Sir John Alot and Merrie England 」と比べるとBLUESの香りが全くなく、自称エリザベス朝のビッグ・ビル・ブルージーン的な演奏が聴けずに今一だなという感じでした。
JOHN RENBOURN 自身もライヴでこのタイトル曲を演奏することはあまりないようです。
「Sir John Alot and Merrie England 」 とくにB面(当時はそう言いました)の演奏は今聞いても楽しめます。
」
Posted by 安儀製餡所 at 22:11
Down South in Osaka
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今年の夏は今までの人生で最もたくさん 「フォーチュン クッキー」 という言葉を聞かされています。
実はこの「フォーチューン クッキー」 の ルーツ は日本の『辻占煎餅』にあるというのは結構有名な話で、
以前に紹介した 『和菓子のアン』 に次のように載っていました。
『大正時代に日系人が「辻占」をもとに作ったにが「フォーチュン クッキー」だと言われている。』
(辻占の行方より)
これを契機に 「辻占煎餅」 にも注目があつまれば嬉しいのですが。
Posted by 安儀製餡所 at 17:58
安儀通信
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