Pentangle

2019年02月05日
Far from the Madding Crowd

先日 たまたま 女優のCarey Mulligan が Pentangle のファーストアルバムに入っている「Let No Man Steal Your Thyme」を歌っている映像を You Tube で見つけました。




多分以前にInside Llewyn Davis という映画でP.P.M.スタイルで「500マイル」を歌っている映像を再生したためだと思いますが。




Inside Llewyn Davisは評価の高い映画で私も観たのですが、なんか このDavis君のクズ男ぶりが際立っていたというか、あんまり彼の苦悩には共感できませんでした。

Carey Mulliganが「Let No Man Steal Your Thyme」を歌っている「Far from the Madding Crowd」という映画は文豪トーマス・ハーディの小説を映画化したものです。

非常に観たいのですが残念ながら日本未公開ということです。ネット配信かツタヤさんに行くかですが、まあそのうちWOWOWで放映されるでしょう。





Pentangle

Bert Jansch も John Renbourn も亡くなってしまいましたが結成当時のPentangleが「Let No Man Steal Your Thyme」を演奏している映像が残っています。

Pentangleは当時の英国フォークシーンでは既に有名であった二人にジャズ畑出身のDanny Thompson(Bass) Terry Cox(Drum)にJacqui McShee(Vocal)の5人で結成されました。

Pentangle のファーストアルバムのジャケットはメンバーのシルエットのイラストだけでしたので、デビュー当時の映像が残っているのは貴重だと思います。





Willy O Winsbury

私がその昔、Pentangleのアルバムを買いに行った所、レコード会社の契約の関係で国内版はラストアルバムとなった Solomon's Sealしか販売されていませんでした。

それで不本意ながらラストアルバムから聴くことになりました。


その中でこの唄は当時British Trad と呼ばれていた 唄のイメージ通りの内容、「囚われの王、悲嘆にくれる王女、白馬(唄の中では
Dapple Greyですが)の王子様の登場」といった感じです。

この映像の中でBert Janschが珍しく(アパラチアン)ダルシマー を弾いています。 Terry Coxはこの唄ではお休みで4人で演奏しています。

Willy O Winsburyはチャイルド バラッドにも入っている有名な唄で、色々な人が歌っています。またSandy Dennyもメロディーを使って
Farewell Farewell という唄を作りました。






Posted by 安儀製餡所 at 17:57 映画音楽コメント(0)

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