さて、先日NHKで、
グレーテルのかまど「南方熊楠のあんパン」 という番組が放送されました。
南方熊楠と言えば、泉州の御近所、和歌山が生んだ天才で、生物学、博物学などを修め「歩く百科事典」と呼ばれました。
その天才学者が愛したスイーツが、
あんパンだった、というのは今回初めて知りました。
南方熊楠についての詳細はここから
⇒
番組ではあんパンの作り方として、
酒粕を使っていましたから、いわば
酒種あんぱんと言えるでしょう。ただし生地に米粉は使っていませんでした。
詳しくはここから⇒
http://www.nhk.or.jp/kamado/story/index.html
和歌山のパン屋さんで研究して売り出してみたら面白いと思います。
Posted by 安儀製餡所 at 22:37
あんこの楽しみ方
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5月21日 産経新聞の泉州版に、「さる5月20日
『泉州黄たまねぎ祭』 が田尻漁港で開かれた。」という記事が載っていました。私は全く知らなかったのですが毎年この時期に行われていて、今年で6回目ということです。
泉州黄玉ねぎ はなにわの伝統野菜に認証されており、町おこしにつなげようとしています。以前は泉佐野は玉葱で有名でしたが、今や淡路島にお株を奪われ、玉葱小屋もすっかりみかけなくなりました。
ところで、同じオニオンでも青ネギ、葉ネギを意味するグリーンオニオンに大変ゆかりのあるミュージシャンが先日東京で客死しました。米国の著名ベーシストで、公演のため来日していた
ドナルド・ダック・ダン さんが13日、東京都内のホテルで死去しました。70歳でした。共に公演を行っていた盟友のギタリスト
スティーブ・クロッパーさんが明らかにしました。
ドナルド・ダック・ダンは1941年11月24日テネシー州メンフィス生まれ。盟友ギタリストのスティーヴ・クロッパーとは、学生時代からの親友同士で50年以上の友人。高校時代にスティーヴ・クロッパーらとバンドを結成。ミュージシャンとして活動を開始。
60年代に入って、
ブッカーT&MG’Sのメンバーになり、スタックス・レコードのハウス・ミュージシャンとなりました。グループは1962年、
「グリーン・オニオン」 がヒットして一躍メインストリームに躍り出るが、この時のベースはダンではありません。最初のベース奏者はルイー・スタインバーグという人物でしたが、1964年、ダンに変わりました。
また スタックスの様々なヒット曲にも参加しており、とくに
オーティス・レディング との共演は有名です。
日本では映画『ブルース ブラザーズ』や先日亡くなったレヴォン・ヘルムと一緒に「RCOオールスターズ」の一員として来日しました。またエリック・クラプトンのバンドのメンバーとして来日したこともありました。
とくに
ロッド・スチュアート が渡米して彼らに実際に会うまで、彼らをアフリカ系アメリカ人(面倒くさい言い回し)と思っていたのは有名な話です。
Posted by 安儀製餡所 at 21:30
Down South in Osaka
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Posted by 安儀製餡所 at 21:24
photo gallery
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先日TVで「わかさいも本舗」さんの
「わかさいも」について放送していました。
その中で、あんこの原料となる
『大福豆(おおふくまめ)』について紹介されていましたので、此処でも少し触れたいと思います。
TVでは
「だいふくまめ」と呼んでいましたが、
「おおふくまめ」が正しい呼び方です。まあ、相変わらずTVとはいい加減なものです。
大福豆とは
大福豆は種皮だけでなく、へその部分までが真っ白な腎臓形の美しい豆です。
斗六豆(とうろくまめ)、十六寸豆(とろくすんまめ)などと呼ばれることもありますが、これは豆を長径方向に10粒並べると、ちょうど6寸(18.2cm)になるからだといわれています。
大福豆と小豆 (大きさの比較)
また、一口に大福豆と言っても、「大福」、「洞爺大福」などの品種があります。ただし、21年度作付面積(道農産振興課調べ)は「洞爺大福」が100%です。
蔓性(つるせい)で支柱が必要など栽培に手間がかかり、価格も高めなので、北海道では、虎豆、白花豆などとともに、
高級菜豆(こうきゅうさいとう)と呼ばれています。
食味が良く白色という特徴を活かし、甘納豆、煮豆、和菓子などの原料及び家庭用として使われます。
とりわけ、甘納豆の需要が多く、全体の4割位を占めます。家庭用としては正月の豆きんとんなどに使われ、この食習慣は九州、中京、関西地方で根強いものがあります。
日本では北海道を中心につくられています。なかでも
胆振(いぶり)地方で最も多く生産され、全体の50%以上にものぼります。続いて北見地方が多く、この2つの地域で全国の栽培面積のほとんどを占めています。
胆振地方
Copyrights:(c) 2005 (財)日本豆類基金協会 All Rights Reserved. より

さて、弊社でも大福豆を使った餡を製造・販売しています。
日本豆類基金協会 の説明にありますように
こしあん として使う場合、色も白く味もよいのですが価格的に他の白豆
に比べて高いため単独で使うだけでなく、他の白豆とブレンドする場合もあります。
Posted by 安儀製餡所 at 15:04
あんこ豆知識
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