世間では少しは話題になっていると思われる「能登大納言」
能登大納言産地協議会のHPから引用すると
能登大納言小豆とは?
奥能登地方独特の気候風土に育まれた『能登大納言(のとだいなごん)』は、全国に数ある大納言小豆の中でも、粒の大きさと宝石のような鮮やかな赤い色が特徴の小豆です。
県内の和菓子屋さんからは、「大粒の豆をそのまま生かせ、皮が柔らかで風味がよい」と高く評価され、高級和菓子の材料として珍重されています。
収穫は、“さやぼり”と呼ばれる手作業が中心で、ひとさやずつ手で丁寧に収穫します。そのため高品質ではあるものの、作付面積の拡大が難しいという課題がこれまでありました。
現在、産地では収量・品質向上のための栽培試験や、新たな栽培農家の募集などを通じて、高い品質を維持した生産拡大に積極的に取り組んでいます。
実は弊社でも今から20年程前に「能登大納言」を使っていたことがあります。
親しくしている神戸のある豆問屋さんが全国の大納言小豆を食べ比べて、その結果一番おいしかったと推薦して来たのが「能登大納言」でした。
弊社でも泉州、和歌山のお客様に推薦してみたのですが、なかなか使ってもらえませんでした。
理由としては
、① 関西では知名度が低い。どうせ使うなら「丹波大納言」を使う。
② 安定供給、価格の変動に不安が残る。
というのが大多数でした。
結局弊社でも価格の高騰と共に自然消滅しました。
確かに地元の農家と太いパイプのある石川県の和菓子屋さんならともかく、こちらでは期間限定、ユーザー限定的な使い方しかできなかったといえます。
Posted by 安儀製餡所 at 21:00
あんこ豆知識
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今年は4月の終わりに家族全員がインフルエンザ(B型)に罹り悲惨な連休になってしまいましたが、おかげで以前録画していた「あなたを抱きしめる日まで」(英)をやっと観ることができました。
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映画のあらすじは
アイルランド出身の老婦人フィロミナには約50年前、まだ10代だったころに未婚のままに妊娠し、出産した男の子を無理やり里子に出された悲しい過去がある。
フィロミナは息子を探そうと旅に出る。
主演はジュディ・デンチ、 だからといって息子を探すのに MI-6 を使うわけではありません。ハーレクイン・ロマンスを愛する高潔な心をもつこの老婦人は「オックス・ブリッジ」卒の典型的な俗物ジャーナリストを相棒にして、二人で息子探しの旅に出ます。
この映画で重要な鍵となるのが
アイリッシュ ハープ です。(これ以上はネタバレになるので)
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ところでアイリッシュ ハープですが、 わたくしが初めてアイリッシュ ハープの音色を聞いたのは、やはりご多分にもれずチーフタンズの故デレク・ベルです。(最近はデレクというとギタリストを思い浮かべてしまいます。)
「デレク ベル」が「キャロラン」の曲を演奏しているLPがあったのを思い出しました。何枚かあったようですが、やはり「シーベーグ・シーモア」が最初に聞けるのがいいでしょう。
日本にはアイリッシュ ミュージック のコアなファンがなぜか多く存在し、私などがあれこれ言うのはおこがましいのですが
以前、海外ドラマの「刑事アラン バンクス」で彼が同僚の女性刑事をアイリッシュ パブに連れて行った場面があり、その時うんざりした彼女がアイリッシュ ミュージック について言った感想が
① 何を聞いても同じ曲に聞こえる。
② 曲がいつ始まって、いつ終ったのかさっぱりわからない。
でした。ある意味正直な感想でしょう。
それでも日本でも私が聞きはじめた30年程前より昨今は結構それふうの音楽はよく耳にするようになりました。
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最後に全く関係ありませんが現代のデレクの演奏を
https://youtu.be/07rT1t2hkDU
これは、デレク トラックス、スーザン テデスキー(奥様です)、 ウオーレン ヘインズの3人という一昔前の音曲漫才みたいな編成でホワイトハウスで演奏した時のもののようです。
デレク トラックスのギターソロ が終わった後のスーザンのうっとりした表情が印象的です。
Posted by 安儀製餡所 at 21:12
Down South in Osaka
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