弊社の昔からのお得意様に 「京たちばな」 という和菓子屋さんが泉佐野にあります。

亡くなった父から「京たちばな」さんの先代は京都の橘屋さんの出身だときいていました。

この京都の橘屋さんというのが小林信彦氏の実家 両国の「立花屋本店」の暖簾を継いでいます。

その経緯はこちら

ここにある八代目主人「小林安右衛門」が小林信彦氏の祖父、九代目が父です。


私のように大阪(南端ですが)に住む人間にとって小林信彦氏といえばやはり「唐獅子株式会社」シリーズです。

もっとも私が最初に興味を持ったのは毎日放送(MBS)だったと思うのですが、ラジオドラマでした。

ここでの 横山やすし 扮する ダーク荒巻 が秀逸で後に映画化もされました。ラジオドラマでは主役の「不死身の哲」はたしか 沢田研二 だったと思います。

東京オリンピック 以前の東京

思えば東京は明治になって遷都されて以来、何度も災厄に襲われ、そのたびに姿を変えてきました。

関東大震災、第二次世界大戦での空襲、そして東京オリンピック。
この本にはその流れの中で繁華街として両国が衰退していく歴史が描かれています。
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Posted by 安儀製餡所 at 22:43 安儀通信本棚コメント(0)

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