
さて、
「粽」 の記事で少しふれた
「宮城谷昌光氏」 ですが、氏は作家として名声を博す以前は
「競馬で生計を立てていた」
と雑誌のインタビューで答えておられました。
まあ、それにちなんでということでもないですが、これは私と
競馬好きの友人N との酒場での与太話です。

Whisky in the Jar ..... (35/365) / Steve Tolcher
私 「毎週馬券を買っているようだけど、一体世の中で競馬で儲けている人というのは存在するのかね?」
N 「いるよ、それも確実にね。この俺がその証拠さ」
私 「なるほど。ということは今日は君の奢りということで。御馳走になりますか。」
N 「まあ、待ってくれ。俺の場合はむしろ負けている、それも大幅に。多分回収率は50%を下回っている。」
私 「おいおい、それじゃ話にならない。」
N 「まあ俺の話を最後まで聞け」
「これからじっくりと説明してあげるさ。」「
JRAの控除率というのは
25%なのさ。」
私 「そんなことは誰でも知っている。」
N 「ここからがポイント。ということはトータリゼーションシステムに不正、バグがない限り購買された馬券の回収率というのは全て平均すると75%になるはずなんだ。」
「すなわち、この75%の金を馬券を買った人間で取り合いをしている訳なんだ」
「つまり俺のように回収率が25%を下回る人間がいるということは、逆に100%を越えている人間が必ず存在するということになる。」
「言い換えるとJRAのシステムというのは俺たちは
「馬」や
「騎手」と勝負しているんじゃない。
馬券を買っている人間同士 が勝負しているんだよ。」
私 「そこまで分かっているなら、その予想とやらに費やす時間というのは無駄ということか?」
N 「何を言っている。論理的にはそうだが、予想こそが至上の楽しみさ」

彼の反省と説得力に欠ける説明は延々と続きました。
アイリッシュ ハープ (2015-05-15 21:12)
2014.10.29 (2014-11-05 21:02)
John Barleycorn Must Die (2014-10-06 23:23)
The Last Waltz Complete Concert (2014-05-24 12:38)
The Water is Wide (2014-04-12 21:37)
君の友達 (2013-08-22 18:51)
Posted by 安儀製餡所 at 21:46
Down South in Osaka
│
コメント(0)